*鉛筆削り
これは大昔、明治生まれのじーちゃんが福引きで当てたとかゆー電化のハシリみたいなエンピツ削りです。
"N A T I O N A L"の文字が可愛いです。昔のホンダのステップバンみたい。
こういうシャープなんだけどそこはかとなくずんぐりして面取りした様なゴシック文字が当時の流行りだったんでしょうか?
当時の松下の技術とこのコを実際つくった職人さんはスゴいですね。2002年3月現在、バリバリに働いてくれてます。
写真では見えませんが頭の所に芯の太さ細さを調節できるダイアルがついていて、橙(ダイダイ)のランプで「もうイイ感じに削れたよ〜」と教えてくれます。
この警告を無視してエンピツをつっこみつづけると、ごくごくとまるで食べる様にエンピツがどんどん削れて行ってしまいます。
最初の地色は紺だったんですが、母が黄色に、ついで妹が黒に塗り替えて、まるで窃チャリみたいになっちゃってます。
*ナショナル
ワタシは外国ではナショナルって売ってないって知らなくて、旅の師匠に教えて頂いたんですが、彼の話では、「流石に海外輸出の時は"National"じゃマズイから"Panasonic"にしたんやろ」
という事でしたが、当時はよくその意味が解ってませんでした。今でもことばでは上手く説明出来ないんですけど、感覚として「なんかマズそうだなぁ」って感じる様になりました。
*鉛筆
ちなみに写真に移ってる鉛筆は三菱の9800。コレも傑作です。もう製造中止になってしまったのですが、ワタシはこれの2Bをグロスで買ってストックしてます。一生のうちで使い切れないかもしれません。
今思い出したのですが、そういえば確か高校生の時、この鉛筆の事を作文に書いて校内で賞を頂いて、県選考に残った事がありました。
*ボールペン
鉛筆をバカ買いした同文房具店で、二割引きにするというので(流石に鉛筆の何年後かでした)うっかりボールペンの換芯も何ダースも買い込んでしまった事がありました。(ネズ講にハマってしまう人の気持ち、解ります。)
コレは断言します。一生の内で使い切りません。どなたか少しでいいので買って下さいm(_ _)m。同じく三菱uniのLaKnOCK(uni楽ノック・・・って駄ジャレかよ。)ってやつの換芯ですが、ワタシは全てのボールペンにコレをつめかえてます。
そうそう、印度では何故か三色とかのボールペンがウケました。
ふつーの黒単色のでも、物々交換や現金買いでもボールペンは人気がありました。譲ってくれと良く言われました。
ワタシは五色か六色のを持ってたんですが、ソレはなんかソレだけでヒーローでした。コレはだから売りませんでした。
旅に筆記用具は結構重要で、筆談や決め事の確認の他に上記の様に商売にも使えます。現地でも買えますが、性能はやっぱり日本で売られてるものが良い様です。 |