データベース
風 街 ろ ま ん 。

ち は る 。 じ し ょ

Le Dico
上州弁(主に平野部地域)と我が家語録・かいせつ

親父語録   *母語録   *我が家語録   *上州弁解説

*親父語録(準備中です。)

詳しくはバックナンバー『親父語録』をご参照下さいm(_ _)m。


*母語録(準備中です)

詳しくはバックナンバー『「花泥棒は罪にならない」のか?』をご参照下さいm(_ _)m。

*我が家語録

おくり

ちゃんとよく

*上州弁解説


つっさす[突っ差す]→【さ行の重なり、言いにくいことばはつまる】の項参照。

なっから・なから["半ら"か???]かなり、相当。主に男性と学生。「そら──怪しいがね」等。ちなみに"半ら"は「新明解国語辞典第二版」によるとなかばの意だそうだ。

めっかる[目っかる]見つかるの意。漱石先生の「草枕」にも確か「目付かる」ということばがあったし、国語辞書にも「目っかる」で載っているので上州弁とは言えないかもしれないが・・・

めっためった[滅多滅多か?]どんどん、ますます(だと思う。)の意。「そんな事したら──川が汚れちゃう」

もうせん["もう、先に"か?]以前、昔、だいぶ前の意だが、上州人のノスタルジーが加味される気がする。「──さー、みんなで行ったがー」

がー・がね・だが・だがね[がー・がね・だが・だがね]上州弁の語尾。この様なことばを使用して語気を思い切り荒げるとそれっぽい。「そうに言ったがねー!」「そこにあったがー」など。

べ・だべ・だんべ・だべー[だべ・だんべ・だべー]上州弁の語尾だが確認の時など主に男性が使う。「そうだべー?」「そうだんべ?」「やったべ?」等。又、「言ったんべ」「やったんべ」の時は「だ」→「た」になる。

るん・るーん[るん・るーん]多分助動詞「る」の変化。「やってる」「言ってる」などの「る」を「るん」にするとそれっぽい。「変わってるね」→「変わってるんね」等。「るーん」と長音が入ると疑問系になるが「るん」でも疑問系になる。

あしのへった["足のへた"か?]足の裏の事。

うっちゃる[うっちゃる]捨てるの意。主に上州平野部でもより南の人とより東の人が使う。「それうちゃちゃって!」などと変化する。ワタシは引っ越すまで聞いた事がなかった。わずか市内4kmに満たない引っ越しなのだが、それでもことばはかなり違って驚いた。

そうなん[そうなん]「そうなーん」とも。慣れないとつっけんどんな返事に聞こえるが一度慣れると「るん」と並んで実に可愛い上州弁となる。「かよちゃんあの不倫相手とついに結婚すんだってよ!」「──?!」など。

めかいご[目蚕か?]ものもらいの意。多くの上州人は「めかいご」と「ものもらい」は別のものであり、「めかいご」を上州弁とは思ってないフシがある。お近くの上州人で試しては?又、熊谷まで行くと「みけーご」とよりルーズに変化する。

たべりー[食べりー]"お食べなさい"の意。主に女性が使う。目上の者が目下の者に対して使う親しみのこもったもてなしのことば。「ほら、これ──」。

かんます[掻ん回す]かきまわすの意。「かきまわして」は「かんまして」になる。「郁恵さん、それ──下さい」by井森美幸「はぁ?!」by榊原郁恵

れ→いの変化「食べられる」→「食べらいる」となるので「ら抜きことば」には上州人は本来成り得ない。

さ行の重なり、言いにくいことばはつまる「伊勢崎」→「いっさき」であり決して「いせざき」では無い。"是非ご注意願いたい。"(←これは"ニュートン"編集後記の竹内均風)他にも「突き刺す」→「つっさす」など。



このページ内の全ての画像、文章、コンテンツなどは無断使用しないで下さい。
使用する場合は、管理者に必ず事前にメールで是非を聞いて下さい。

TOP   メルマガ   日記   リンク   プロフィール   kazewo@geocities.co.jp