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ふぁいるでーた

「ピーピー兄弟」とワタシの「ニュ・ーシネマ・パラダイス」


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インドネシア
生家・故郷じぶん世界
〜のころ
入学前
小学生2
すなふきん(前半)
すごく最近
とき '92 7月-'92 10月
記載しない
メルマガ配送日
 2002/05/13号


「ピーピー兄弟」とワタシの「ニュ・ーシネマ・パラダイス」

2002.05.09、 「ピーピー」兄弟っていう映画に従姉妹が声の出演をしたので観に行きました。

なんかぜんっぜん期待してなかった分、引き込まれちゃいました。

従姉妹の声を探しに行ったのに、そんな事すっかり忘れちゃって夢中になって観ちゃいました(従姉妹よ、ごめん!)。

「交通渋滞と天気予報のアナウンサーの声だよ」って聞いてたのに交通渋滞の方は全然わかんなくって、天気予報の方も隣で観ていた彼に(これ?これだよね?)とか耳打ちされて、(あ、そだそだ!)ってな感じ(^_^;)。

いつもの様にエンドロールは全部ちゃんと観たのにそこに彼女の名前を検索するのも忘れ、ひたすら泣いてました。たはは。

映画も予想外に良かったんですが(気になるところは多々あれど)いいですね、ミニシアターって。なんか久々「エイガ」を観た気がしました。

前(『映画観た?』で)も書いたけど、自分はやっぱり映画っていうかエイガ(映画館や映写機やその全てを包む空気というか)が好きなんだなぁ、って再確認しました。

まだ学校上がる前だろうか、夏休みに近所の東京電力が場所を開放してくれて、むせかえる様な東電の一室に暗幕引いて近所の餓鬼がすし詰めんなって観た、エイガ、

ワタシ等“海無し県”の小学生待望の臨海学校だったのに、天候不順で昨日も今日も海水浴が出来なくて、いよいよ明日帰るっていうどんよりした日に申し訳なさそうに、カラ元気気味に上映された、エイガ、

インドネシアで夜の帷に足場からスクリーンを下ろし、わいわいと無銭の人だかりに混じって野外で観た、ことばもろくろく判らぬエイガ、

そしていつも街の映画館で、朝から晩までお弁当持ちで一人か、友達と二人で観ていた5本立ての「東映マンガまつり」や一年遅れでやっとかかった、ひっかき傷やぼちぼちが沢山入ってる二本立てのガイエイ・・・

フィルムってちゃんと技師が扱わないと巻き乱れたり、切り替えがうまくいかなかったりすんだよね。東電の時は多分しろーとだったんだね、すったもんだで大人がすげー困ってたよ。

画面の白丸黒丸、なんか久しぶりに見た気がしました。やっぱ映画はフィルムと映写機と技師のトライアングルがなきゃエイガじゃないよなー。

こすれるみたいに、ひっかかるみたいに巻き上がっていくフィルムの音と、切り替えの時のバシャン!って大きな音がなきゃ、なんかヘンな感じする。るるるるるーーーって音もなく摩擦もなく、光が何処から出てるのかもよく判らず、そんなのはやっぱやだなぁ。

ワタシはエイガの最中に振り返って、それはどんなに感動したエイガでもそうなんだけど、光の帯とその根本を虹の根っこを探すみたくして追って、その中に漂うチリやホコリを眺めてるのが好きだー。

・・・単館上映くらいは手動の映写機つかってくんないかなー。

来月(2002年06月)は岩波ホールに「平塚らいてうの生涯」観に行きます。

それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨーナラ(*)。

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(*)やっぱ解説は淀長さんがいいー。
おすすめ!→「ぼくの教科書は映画だった」淀川長治.1980.ポプラ社

<資料>
「ピーピー兄弟」↓
http://www.cineamuse.co.jp/now/01.html#bleep

「平塚らいてうの生涯」↓
http://www.iwanami-hall.com/contents/now/now_discription.html


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