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ふぁいるでーた

大富豪大貧民


通しNo .00068
〜なはなし
思ひ出・のすたるじあ
〜のはなし
旅・せかい
娯楽・芸術・メディア
せかい
印度
東豪州
日本の各地
場所指定無しその他
〜のころ
すなふきん(後半)
とき '91 3月-4月
'92 7月-'92 10月
メルマガ配送日
 2002/06/24号


大富豪大貧民

ワタシは東豪州に滞在中、結構な田舎(『ワタシの大家さん(東豪州にて)』『すくえあ』をご参照下さいm(_ _)m)に住んでいたワケですが、で、田舎らしく娯楽施設、つまりカネかけた遊び、というのは殆ど無かったワケです。

帰国後友人に東豪州はほんと楽しかった、と言ったら「一体何して遊んでたの?」と尋ねられたので、即座に

「大富豪大貧民!!」

と答えました所、

「・・・はぁ?!トランプぅ〜?トランプやってたなんて、よっぽどヒマだったんだね〜

と半ば呆れられてしまって、まぁ冷静に考えてみたら如何に若人と言えどもとっくに成人した大人がよってたかってマジんなって連日連夜「大富豪大貧民」にアツくなってたなんて、ちょっとおかしいですよね(^_^;)。

でもあの辺はゲーセンやおしゃれなショッピングモールは無かったけれど(*1)ちょっと自転車で走るとマングローブの林があったり、目の覚める様な色の(しかも大抵でっかい)日本だったら動物園でしか見られない様な色んな珍しい鳥が時間、時間ごとに庭に来たり、

それは各鳥の種類によって来る時間が決まってて、鳩時計ならぬ鳥時計になったりして、

それはそれでワタシは十二分に楽しかったのですが、中にはそんな田舎暮らしが嫌で、早々にゴールドコーストとかに移動してしまう日本人のおねーちゃんとかも居ました。

そして何故か男の子ちゃん達は口々に「パース最高!パース良いよ〜」と西のご当地ビールである「レッドバック」(*2)を懐かしがりつつ、でもパースに戻る人はいなくて、大抵はここに長居してここから日本行きのチケットを手配していました。

ワタシは勤めている所に日本人が居なかったのと、もともとお客が好きなので普段から良く「ゴハン食べに来ない?」って感じで近所の日本人のコ(*3)を呼んで一緒に食事してて割かし人が集まって来てくれてたってのと、

一軒家(同じく『すくえあ』に画像があります。)を借りてた関係もあって週末にはよくホームパーティを開いてました。

なにしろ、食べ物の値段が安かったのでアルコールを入れても一人豪$10ちょっともあれば充分なお料理が用意できました。でっかいオーブンがあったので、ターキーや鶏を丸焼きにしたり、手巻き寿司をしたり・・・(*4)

みんな集まってビールやビター(ビールよりアルコール度の高いやつをそう言うみたいです。ビールと思って飲んじゃってツブれちゃうコが結構居ました(^_^;))を持ち寄って週末の夜を楽しんでまして、

そんな時、決まってやったのが「大富豪大貧民」だったのです。

別にお金を賭けるでもなく、しかもカードはカジノの払い下げの穴の空いてるトランプをリサイクルショップで買って来たものだったのですから、本当にお金の掛からない遊びでした。

でもみんなすごい盛り上がったんですヨ。

で、それっていわば全国の日本人の子達が集まってトランプしてたワケで、その時ワタシは初めて「大富豪大貧民」には地域限定ルールがあるって知ったのです。

遊んでる途中で「なんじゃそら」って言う、聞いたことも無いような技(?)が出たりして・・・

中でもお気に入りだったのは千葉の野田という所のコが教えてくれたルールで、

このコが又面白いコで、普段は寡黙な男の子なんですが、酔っぱらうとすごくオゴりたくなっちゃうコで、いつも真っ赤な顔で余分にお金を払いたがってました。

で、そのコが教えてくれた野田ルールの事をワタシ達は勝手に「野田式」って呼んでて、新しいお客様が来ると

「野田式」でやるよ!

千葉の一部ローカルルールの説明をしていました。

この「野田式」でやると逆転チャンスが多く生まれて来て、ちょっとカードゲームのUNOっぽくなるんですヨ。

2とか12とか、強い数字を持って無くても勝てちゃうの。だから「大富豪大貧民」のミソの世襲っぽいルールは吹き飛んじゃって、みんなベンチャー企業家みたいな感じになっちゃうんだけど。

「野田式」をざざっと説明すると、多分みんながこれは共通だっていうコアルールにプラスするルールがいくつかがあって、以下の通りになっちょります。

是非お試しあれ(^-^)/です。

って、日本に居て「大富豪大貧民」する事なんてないですよネ。

そもそも、あの時の大富豪仲間が集まっても日本ではそんな事しないしなぁ・・・

又あつっくるしい夜、汗かきながらやりたいな、大富豪。

〜(^▽^)〜みんなでやろう!「野田式」大富豪〜(^▽^)〜

*革命(これは通常ルールかな?同じカードが4枚で3が最強になるってヤツ・・・で良かったっけ?)

*8切れ(8を出すと、その時点でその場が流れて8を出した人から再開する)

*イレブンバック(11を出すとそこから逆回りになって3が最強になる。但し場が切れたら元にもどる。場が切れる前に11を出すとイレブンバック返しで更に逆転、2が最強になる。)

*しばり(2番目にカードを出した人が、最初に出した人と同じ種類のカードを出した場合、そこからその種類のカードに限定する事が出来る。)

*上乗せ(う・・・上手く説明できません。どなたか説明して〜(^▽^;))

その位だったかな・・・もっとある様な気がしたんだけど・・・今はちょと思い出せません。(どなたかご存じでしたら教えて下さい。又、地域限定ルールがある方も教えて下さい。)

それから、コアルールからマイナスするルールとして、

*続けてゲームをする時、一番負けの人が手持ちのカードの一番良いカードから二枚を抜いて、一番勝ちの人の手持ちのカードの一番悪いカードからの二枚と交換する、っていうルールは無しになります。

-------  -------  -------

(*1)おしゃれなショッピングモール
お街の方にはありました。それともう一個、観光客用のモールのビルがあって、ワタシはそこにあるお店で一番長い間働いていました。

その後、お街の方には観光客用のモールが沢山出来てにぎやかになったと聞いています。  (*1)にもどる

クリック♪(*2)レッドバック
西豪州の代表的なウィートビール、「RED BAKD BEER」。ブリュワリーは「Matilda Bay Brewing Co.」

ワタシはガラスの瓶が好きで旅先からよく重たい思いをして持って帰って来ます。

画像をクリックすると大きな写真が出て来ます。右側がこのレッドバック、左側の透明な三本は印度から持ってきたものです。(多分。)

透明の三本の内、左右の瓶にはぞうさんの絵が刻印してあってとってもらぶり〜Y。印度では瓶代が「中身」よりも相当高くてびっくりしました。

よく飲んだのは「ポーテュロイ」とか言うぶどうジュース?だったと思うのですが、どの瓶だったか忘れてしまいました。(ご存じの方ご一報下さいm(_ _)m。)

クリック♪追記:印度のアルバムからぞうさんマークのラベルを発見しました。(写真をクリックすると大きく全体が見られます)ぞうさんマークの中身はソーダ水だった様です。ワタシはペリエとか味のしないソーダ水が好きなので買ったみたいです。

という訳でぶどうジュースポーテュロイは真ん中の瓶だったみたいです(^-^)2002.07.24  (*2)にもどる


(*3)日本人のコ
たいていは「ワーホリ」で来ているコでした。

もちろん、職場の豪主人のコや旅先で知り合ったオランダ人の人が泊まりに来たり、一家中で移民(つっても観光ビザで(^_^;))して来たという面白いご主人なんかも遊びに来てくれてました。  (*3)にもどる


(*4)ホームパーティ
その内料理好きの子が次々とワタシの借りてた家の二階に引っ越して来てますます美味しい思いをしました(^-^)。

彼等(二階の人達)とはあまりカードやった記憶がないんですが、料理の方は良く覚えています。

お街のジャパレス(日本料理屋)の厨房で命をかけてまかない食作ってるコが主催で鍋やったり、ラーメン屋さんでバイトしてたコが大量に餃子を手作りしてくれて「餃子パーティ」したり、元バーテンダーのコがカクテルやフルーツ盛り合わせを披露した事もありました。
みんな、元気かな?  (*4)もどる


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