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ふぁいるでーた

おかーさんはからっ風。3・ロンパーミルクとしゃぼん玉


通しNo .00087
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すごく最近
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 2002/12/09号


おかーさんはからっ風。3・ロンパーミルクとしゃぼん玉

さっき(2002.12.10夜)、彼ぽんがセンザイを誤飲した。洗剤と言っても彼は成人男子だし、純石鹸だからそれ程問題はないだろう。

先月から生理用ナプキンをやめてボロタオルに変えた(ことについては日記のこの日とかこの日とかをご参照下さいm(_ _)m)ので、それを洗うのに今までの複合洗濯石鹸から、より安全(とされていて)で、水質汚染の少ない純石鹸の洗濯石鹸にした所だった。不幸中の幸いか?

センザイの容器にカネ払うのがやだったから、最初から詰替用のやつを買って、実家からもらって来たソフトドリンクの空きペットボトルに詰め替えて置いたのを水と誤って飲んだのだ。

良い塩梅に戻してくれたので、時刻を確認してひとしきりお湯を飲ませたりしながら吐かせて、落ち着いた所で喉が痛いと泣くので石鹸だから対処(*1)を兼ねてロンパーミルクをつくってやった。

ロンパーミルクというのは余談だけど、その昔、「ロンパールーム」という子ども向け番組があって、その番組では運動をやった後に「おやつの時間」というのがあって、その時間には幼児がテーブルについてプラスティックスのコップで何か飲んでいた。

「ロンパールーム」に出演してる子等と同じ年頃だったワタシはそれが羨ましくて羨ましくて、ある日母に聞いたのだ。「あれは何を飲んでいるのか」と。すると母は「牛乳に砂糖入れたやつだよ」と言う。それでワタシは喜びいさんでそれと同じものを作り、番組と同じ様に運動をしに行った。

つまり一人「ロンパールーム」という訳で、マラソンした後「おやつの時間」にするつもりだった。そこらを適当に走ってウキウキで返ってくると、無い。さっき作っておいたミルクが無いのだ。

半泣きで母に訊ねると、「ああ、そんなん、もうないよ!」とすげなく言う。どんなに抗議しても埒明かない。「そんなとこに置いときっぱなしにすんだもん、もういらないのかと思って」って、要るも何も今からがクライマックスですよ?!

そしてどうやら娘がミルクの行方を案じているらしいということを察した母は、またまたすげなく「飲んじゃったよ!」と言い放ったもんだ。謝りもしない。

とまぁ、どうでも良いことで長くなったがその「ロンパールーム」で幼児が飲んでたものらしきもの、が「ロンパーミルク」だ。実は今さっき名付けた。グラニュー糖とあっためた牛乳。お好みでメイプルシロップなんか入れると尚美味い。

それにしても・・・よくセンザイや漂白剤の容器に「飲めません」とか「飲み物ではありません」とか書いてあるけど・・・はぁ、誤飲なんて本当にあるんだなぁ。今度からこういうものは「小さな子の手の届かないところ」に置いとかなくっちゃ。(ウソ。油性マジックで「センザイ」って書いとくよ。だって言ったって聞いてないんだもん。)

誤飲と言えば、やっぱり小さな頃、母はしゃぼん玉をつくるのに絶対石鹸水以外ではやらせてくれなかった。

石鹸水ではあんまり上手くしゃぼん玉は作れない。一番良くふくらむのが当時メキメキと空容器が付近の川に浮くゴミとして頭角を現していたママレモンとかの台所用洗剤を薄めたもので、オトモダチとかはそれででっかいのやら連射やらとハデに楽しんでるのに、いくら頼んでもそれでやらせてくれない。

「だぁめ!そんなの!」とガンとして手を洗う、固形石鹸を溶いた見るからにやぼったいうすら白く濁った石鹸水しか許してくれなかった。

何でダメなのか、どうやらもし飲んだらアブナイから、とかいう理由らしいのだが、どうしたらそんなもん飲むのか、なんだってそんなアブナイのか、そもそもそんなもん飲んじゃダメだ位ワカルし、しゃぼん玉のやり方だってちゃんと知ってるし、

そんなもん飲むわけがないんだからどうしてアブナイのか、なんだか訳もわかんない感じがして釈然とせず、只焦れて、他の子等のつくる、石油っぽいプリズム美しいしゃぼん玉が心底羨ましかったもんだ。

でも、今になってみると、もし、自分に子があったらやっぱり石鹸水でしゃぼん玉をやらせるだろうと思う。他の子を守っ子しててしゃぼん玉やりたいとせがまれてもおんなじだろう。

ワタシの母は──前にも『おかーさんはからっ風。2・チロリアンテープとカール』に書いたけど──手作りのお菓子しか与えないとか食品添加物にウルサイとかそういう人じゃない。化学調味料だってじゃんじゃん使ってたしレトルトだって平気だし、つまり子どもに与えるか否かの基準はぶっちゃけ母の好みかそうじゃないかのみ。

しかし、それが大事だったんだろうと思う。

他の誰がどう言おうが世の評判がどうであろうが関係ない、自分自信が信じた嗅覚で以て子どもに与えるか否かの判断を下す。

そうした経験は、子どもにとって、子が親離れを(そして親が子離れを)するまでには必要不可欠な、かなり重要な経験だったんじゃないかと思う。

ここ最近は何でも「子どもの意思決定、選択を優先」とか言って随分幼い頃からそうやって子に接してる親御さんが目に付くけど、それって子どもはどうなのかな?

時にわがままが通るってのは嬉しことだろうけど、年がら年中、どうするの?アナタはどうしたいの?ほら早く決めなさい、じゃ、子どもは淋しくないのかな?不安じゃないのかな?

子どもにとって保護者の顔色というのは一番気になる所じゃなかろうか?お母さんと一緒が良いって思うのはイケナイことなんだろうか?

子どもは、ワタシが思うには多分、信頼したりあこがれたり好きな人と一緒、同じが良いって思うし好きだし、それなら安心って思うと思うし、

だって第一ふつーに考えたって、「子どもに選択させる」と言ったら聞こえは良いけどそれは「アンタ勝手にすれば?」って態度と何が違うって言うんだろう。

そんなの冷たいしそもそも保護者として無責任じゃないか?つまり「選んだ責任」を子どもに押しつけるってことだろ?その責任を放棄して何の「教育」理念なんだ???

そーゆーのは、子を育て上げてからでいーんじゃないのかな?きちんと育てる前から、分別もろくろくつかない幼児の頃からその負担を子に押しつけるってのはどーなんだろう?

それとも・・・親の方に自信がないのかな?自分の価値観に自信が持てないから、子にもすすめられないとか。どうなんだろう?

・・・でもさ、よしんばそうだったとしても、子はアンタと一緒なら、良くなかろうが悪かろうがいーんだと思うんだよな。「運命共同体」じゃん?だって。「(保護者と)繋がっていたい」って気持ちが満足する方が、まず何より先決だって思うんだけどな、どうなんだろう?

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狂牛病が流行った時、母が家に電話して来て「肉を喰うな」と言う。ワタシは肉なんか喰わない(*2)のに、喰うなという。彼ぽんにも食べさせるなと言う。

ワタシが肉を食べないことも、食べなくなった理由も母は多分覚えちゃいないだろう。そこまで他人(ひと)のことなんか構っちゃいない。

母は横暴だった。カールのことは恥ずかしいが去年辺りまでかなり本気で根に持っていた。

三歳児に井戸水で手で洗濯させたり学校休んで父の浮気調査しろって言ったり私は食べなくてもせめて子どもだけでも、なんてことは全くなくてお父さんがいじわるして家にカネ入れないと腹いせに平気で子どもに飯喰わせなかったり、

ともかく、「教育上」どうかと思うことを母はワタシに平気でやったり言ったりした。が、多分、母はワタシをちゃんと「育てた」んだろう。とは思う。(わかんないけど)
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(*1)石鹸を誤飲した場合の対処
対処を目的とした場合、砂糖は入れないで下さいね。(この場合は誤飲の対処が一応済んで、喉の痛みを和らげるのを主な目的として砂糖入り牛乳を飲んでます)

誤飲は何を飲んだかで牛乳を飲ませて良いものとかダメなものとか、吐かせて良いものとか悪いものとか色々あるので注意が必要です。詳しくはこちらなどご参考になさって下さい。  (*1)にもどる

(*2)肉を喰わない
ってか喰えない。何故そうなったのについては『よだれの出る瞬間。』をご覧下さいm(_ _)m。  (*2)にもどる

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