*「エンデ遺言 」6/6 "NO"というのは日本の前に私達。*
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■99.12.9 Thu 10:25 ■

(前回続きから・・・)なのに、そうならない。
 何故か。
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 それは誰かそうなっては困る人がいるからだ。それは誰か?モチロン、 国の方針を決める様な"エライ"金持ち達(とそいつらに騙されているワタシ 等)がそうさせないのだ。一体、彼らは彼らが大げさに揶揄する様に、他の "赤いお国"のエライ人達同様、「搾取」してないなんて事があるだろうか?

 彼らは日本のマスコミとグルになって、自由・・・つまり民主主義と独裁 恐怖政治と資本主義とを巧みにごちゃまぜに吹聴する事で自然を破壊し続け、 弱者がワリを食い続ける"資本主義"をゴリ押ししている(様にワタシには 見える)。

 彼ら(日本のエライさんたち)は、日本がアメリカから原油と食料を差し止 めされてひいひい言う頃にはカリブ海でのんびりしているかもしれないし、 私たちが核戦争でボロボロになっている頃には自前のシェルターでカラオケ を唄ってるかもしれない。彼らにはそれだけの十分な財力があるはずだ。

 彼らは決して安全な食物を国民の口に入れる事など最優先に考えていない し、モチロン、国民全員に核シェルターを提供する事など考えていない。 自分がかすめとれる金額の多い商売に荷担しているだけだ。

 「国防」と言いつつ、大きな戦争に参加する為の準備ばかりを(私達の視 点にしてみれば世界的な戦争に巻き込まれる可能性ばかりを)優先・追求し ているのが、その良い証拠だ。

 本当に「国民の安全」を考えるなら、戦闘機を買うよりもまず先にシェル ターなどの設置、配布じゃないか?

 介護保険にしたって「保険」でまかなおうとしている。「保険」というの は「拠出」が大前提である。つまり、カネを払わなければカネを受け取れな いのである。それはどう言うことかというと、本当に社会的なサービスが欲 しい人(多くは貧しい人達)の所へ程、サービスが提供されなくなる可能性が ある、という事だ。

 裕福な人ほど「保険」料が払えて受け取るサービスがより充実し、貧しい 人ほどサービスが受けられない、コレが「保険」のシステムだ。

介護の様なサービスこそ「保険」ではなく社会「保障」でまかなうべきだ。

 年寄りの割合が増えるなんて、ずっと前から判っていたことだ。前にも書 いたけれど、なんだ"老人問題"って?! 年取るのが悪いみたいに。年取るの なんて当たり前だろ?!それなら

"前々から判っていたのになんにも対策を高じなかった、お年寄りに関する 政府の問題"だろ?!

 はぁはぁはぁ・・・←ラジエーターのファン回ってます(^_^;)。

 つまり、全然国民の(生活のコト、喰っていくこと、生きていくこと)なん て最優先されてないってコトっすね。

 そんな風に手前の市民の事も考えていないんだから、他の国の事なんて さらなり。

 今日も日本の企業は自然豊かで貨幣流通の少ない国々に金銭と欲望を持ち 込み、エビを買い上げ、土に溶けない石油製品を流し込んでいる。かつて自 分たちの国の川を汚し切ってしまった経験に反省もせず、"規制"の緩い彼ら の土地に工場を建て、日本の政府はそれでヨシ、としている。

 「イサカ・アワー」を使っているイサカの街の人がインタヴュアーにこう 答えていた。

「私は今のアメリカ政府のやり方に反対です。だから、イサカ・アワーを 使っているの。」
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 不況の今だからこそ、みんなが「喰うこと=生きていくこと」という視点 に立ち返ってイロイロ考えてみませんか?

 そもそも、なんでワタシ達は金銭が欲しいんでしょう・・・?

ローンの為?生活の為?老後の為?喰って行くため?生きていくため?

あなたは何がそんなに欲しいのですか?

そして本当は何が欲しいのですか?


(やっと)おしまいです。 ここまで読んで下さってどうも有り難う御座います。m(_ _)m