* シ ロ ー ト 考 え ・ 前 編 *
(メールマガジンでお届けに上がる商品のほんの一例です。)
 何年か前(多分4年近く前)、ワタシがウィンドウズ95を使い初めて、インターネット接続をしようとしていた時、「ホットカフェ」というのがあった。

 「ホットカフェ」は、小さな広告塔で、これを画面に置いとくことによって、ハイパーなんちゃらというのが只で使えるというものだった。要するに、CMを流す代わりに、インターネット接続が只になるっていう訳ですな。メールは月200円だった。

 お金の無いワタシは何度もコレでインターネット接続を試みましたが、どうも上手くゆかず、電話代ばかりがかさむ、という結果に終わり、メールなんか一度も使用しないのに、ずっと200円払っていました。(^^;)何しろ不安定で、まず繋がらない。んで、繋がったかとオモウと落ちるという塩梅でした。はは。

 そんなこととはつゆ知らず、ワタシはこの「ホットカフェ」を入手しようとしかる場所に問い合わせたところ、なんとあるパソコン雑誌のオマケでしか手に入らないということだったので、仕方なくそのパソコン雑誌を買ったのでした。(多分後にも先にもワタシがパソコン雑誌を買うのはこの時だけなんじゃないかしら)

 んで、そのオマケのCD-ROMには、「ホットカフェ」の他にもイロイロ入っていて、目玉は「JAVA」(アプレット)と「ショックウェーブ」だった。

 まだ、トーシロのワタシには、「JAVA」も、「ショックウェーブ」もなんだかわからなかったが、しきりと説明にスゴイスゴイと書いてあるので、どんなに凄いのか、CD-ROMをキカイ(我が家ではコンピュータのコトをこう呼ぶ)に入れて開いてみた。ぽち。

 メニューはイロイロあったけど、良く覚えていない。覚えているのは、変な男の人の顔がしゅーるにアニメーションしたりする画像だけだけれど、これだって、初めて見たワタシは

はぁ?
というカンジだった。

 何がスゴイのかも、だいいち、「JAVA」や「ショックウェーブ」が何なのかも一向にワカラナイまま、ワタシはそのCD-ROMを閉じた。

 そのうち、HPなんかこさえる様になって、パソコンに向かって日々悪戦苦闘する様になって初めて「絵が動いて、それに連動して音がする、というのがブラウザ上で動く」(「JAVA」や「ショックウェーブ」はそれを可能にする)というコトは、けっこう「スゴイ」コトだったんだな、って判るんだけど、当時のワタシはまるっきり

はぁ?止まりだった。

 だって、絵が動いたり音が出たりなんて、TVやビデオや映画では当たり前のコトだし、もっともっとスゴイものなんて日常の中で今までに沢山見てるんだもんね。しょーがないよ。

 ながくなっちゃってのでつづく。