* 旅の、どうぐ。〜あって便利な七つ道具〜*
(メールマガジンでお届けに上がる商品のほんの一例です。)
以前、『とりとめもなく旅のハナシ。』

『旅の準備〜怪我・病気に供え編〜』

「あって便利な七つ道具」をまとめてみようかな、なんて書いてたんですが。

書こう、書こうと思いつつのびのびになってしまってました。なんだかこういうのが多いです。

これに限らず、書きたい事ほど、書いて置きたい事こそ、まだ書いてない気がします。

リニューアル後にはそういう、今まで伸ばし伸ばしにして来たネタを整理していけたらなぁって思ってます。

で、今回はそろそろ学生さんの旅行シーズンって事と、近しい人が旅行に出るのとで、

前々から聞かれていた「持ってたら便利なもの教えて」ってのを整理してみようかなと思います。

只、今回は自分も出立前という事もあって、あまりよくまとめられず、ざっとで申し訳ないのですが・・・でもともかく"宿題"を済ませる良い機会なので思いつくまま7つ、「あって便利な道具」を書き出して見ようと思います。

ご参考になりましたら幸いですm(_ _)m。

-----
@貴重品の始末と服装

ワタシは市販のマネーベルトを使っていました。

(ちなみにウチの父は胃腸が弱いので腹巻きで一石二鳥だった様です(^_^;)。)

旅してた時、ワタシの服装はだいたい上はランニング+長袖シャツ(女性はモスリム圏では半袖等、肌の見える服装は御法度なので)かピジャマ(印度の薄手の男物の裾の長いシャツ。パージャーマーとも。)、

下はたいていサロン(日本風に言うと腰巻きです。)で過ごしていましたので、(左の写真は長袖をぬいでいる状態です。お腹のふくらみはマネーベルトのせいではなく、サロンを束ねている部分があるからです。)

素肌にマネーベルトを巻いて、袋部分をパンツ(をはいている時は)の中にしまってランニングを着てシャツを羽織っていました。

シャツは綿100%、男物のゆったりしたものを愛用してました。

これだと通気性に優れ汗の吸収性も良く、又お腹のごそごそも目立たなくていーかんじ。ワタシはこのシャツの胸ポケットの真裏(シャツの内側)に隠しポケットを縫いつけてましたが、ゆったりしたシャツだとそういうのも目立たなくってぐーでした。

ピジャマは"つっかぼり"なので、移動には不向き。滞在時が良いですね。移動時の場合は脱ぎ着が簡単な前開きの男物シャツが良いです。

あ、あと大きいサイズだとシャツを着たまま"中身"の着替えなんかも簡単で何かと重宝です。

ワタシの旅の師匠は中国で作らせたチョッキを愛用してました。このチョッキが優れもので、内側が全てポケットになっているんですよ。身頃と裏地の間が全て収納スペースというワケです。

確か裾に平行してぐるっとながーいジッパーがついてまして、旅券等の貴重品を入れていました。チョッキだと通気性・保温性ともに優れていますし肩がこりにくいので良いです。

よく、首かけ式の貴重品袋のヒモをTシャツの丸首のとこから出している(というか見えてしまっている状態?の)人がいますが、これは首の所のヒモをナイフで切られる恐れがあるので気をつけた方が良いかもしれません。


A米キャッシュ

これはもう、時代が違うかもしれないんですが・・・

以前は両替が酷く困難な国がありました。米キャッシュは一応、世界中で使えるので(レートはともかく)お守り代わりですね。

円が強かった時は円(キャッシュ、T/Cとも)を持ち歩く人が増えましたが、やはり大抵の人は(予算の外に)いくばくかの米キャッシュは隠し持っていたのでは無いでしょうか。


B綿ロープ

←これは重宝しました。

洗濯物を干す時、荷造りする時、洞窟を簡易テントの様な状態に する時、しっかりした布地のルンギー(主に南印度で着用されている男物の腰巻き)を結んで木にしばりつけてハンモックにした事もありました。


C風呂敷
これもなにかと重宝します。

ワタシはこれを手提げ代わりにして浮かれてて一度ナイフで切ら れた事がありますが(^_^;)コレは風呂敷だったからってワケではなく、ワタシがへらへらしてたからです。

バッグ代わり以外にも荷物をまとめたり、ヒモ代わりにしたり、風よけ雨よけ埃よけ・・・えとせとら、えとせとら、昔の人の知恵っていうのは素晴らしいですね。着物もそうですが、不定形なものはみな汎用的になんでも使えて大変重宝します。

ちなみに風呂敷は現地でも買えます。インドネシアのバティック(ろうけつ染め)なんかはお土産にも良いのでは。


Dカサ・帽子

傘は暑い国の場合、雨ガサとしてよりも日よけとして使えます。ワタシはもっぱら日よけとして使っていました。

帽子は日よけの他に、意外なのですが防寒具として重宝します。頭から放出される熱量って結構あるんですよね。その熱を逃がさないってだけで結構あったかいです。

が、暑い時はやっぱりムレます(^_^;)。その点当たり前ですがカサは通気性が良いので快適です。が、手がふさがってしまうので不安な方もいるでしょう。急ぐ旅には不向きかな。


Eホース・バケツ・ひしゃく

お風呂がマーンディ(水浴び場)の地域へ行く場合、ホースがあ ると女性はなにかと重宝します。

ひしゃくはマーンディに常備されていますが自分用のが良い人は。現地でいくらでも買えます。

バケツは、これも何かと重宝。まぁがさばるので持っている人は少ないですけど(^_^;)洗濯、洗顔、入浴・・・ワタシは一度ビニール製のを持ってた事がありました。

ワタシの旅の師匠の話では、印度旅行でバケツに調理道具一式を詰め込んで持って歩いて旅しているおばあちゃまがいたとか。余談ですが先日そんな様な方の旅の本が出版されていて、もしかしたらご本人なのではないか・・・なんて思いました。

この方の他にも、自炊する方や現地に滞在している方はバケツに調理道具や食器類をつめてる方を見かけましたね。


Fタッパに酔い止め

タッパはこれも何かと重宝。以前にも書きましたが常備薬のある方はコレに入れておくと薬が荷物に押されてシートから飛び出たりしなくて良いですよ(^-^) 湿気っぽい所へ行く方はシリカゲルを入れて置くと尚ぐー。

乗り物に酔う方は、酔い止めは、予め買って持って行った方が良いかもしれません。ワタシはインドネシアのでらりぱっぱになってしまった事があります(^_^;)

船底で、横になったが最後、師匠にゆっさゆっさと起こされない限り、目覚められませんでした(^_^;)。一人だったら大変なコトになってたかもしれません(^_^;)

※薬について、特に抗生剤については注意が必要です。→『旅と抗生物質』

-----
*番外編*

・ビニール袋におしゃれ着洗剤

これは主に短期旅行、そして都市部への旅行におすすめなんですが・・・

大きめのビニール袋におしゃれ着洗い用の洗剤を入れて水、洗濯物を入れて振り回せば簡単に洗濯ができます。

すすぎも同様の方法で、二度程度で済むので簡単、便利。日本の洗剤は良く落ちて(ガイコクのって色は落ちるのに汚れが落ちなかったりするんですよ(^_^;))おしゃれ着用ならすすぎも簡単、柔軟剤がなくても良い仕上がりです。

YHやドミの共同シャワーの時等、シンクや浴槽が無くて洗濯に困ってしまった時等にやってみて下さい。

洗濯が億劫になるとなかなかしなくなってしまうので、カンペキを求めずに、マメに洗った方がこころとカラダの衛生に良いと思われます(^-^)

※只、下水が整備されてない国や地域では、洗濯用の洗剤に限らず、合成洗剤は使っちゃダメですよ。川やマーンディで洗濯する場合はよくよく注意して下さいねっ(^-^)。


・フィルムにビニールテープ

コレは写真が好きな方にとっては常識なのかもしれませんが・・・

未使用のフィルムにはケースのフタに←この様にビニールテープを貼っておくと良い様です。

フィルムを出す時はこのビニールテープをはがします。そうすると一目で使ったフィルムとまだ使ってないフィルムが見分けられて便利です。(暗闇の中でも手探りで取り出せます)

更には使ったフィルムのベロを中に入れ込んで(←写真右です)フィルムケースに戻せばカンペキです。間違えて使用済みのフィルムをセットしてしまって、せかっくの写真が二重露光(;_;) なんて事もありません。

フィルムの順番が気になるという方は、このビニールテープとフィルム本体に通し番号を書いて置けばOK。

使用済みフィルムをケースに戻す時、ケースの側面に、使う時はがしたビニールテープを貼っておくと、現像やフィルムチェンジの時に便利の様です。

特に、フィルムを途中で交換して、また戻すという様な方にはおすすめかも。(でもフィルム入れ替えする様な人なら、きっともっとすごいノウハウがあるのでしょうけれど(^-^)ね。 あ、でも最近はAPSとかゆーのなら手軽に出来るそうですね。)

使いかけのフィルムが入ったケースにだけ側面テープっていうのもいいかもしれません。撮った枚数とか、色々メモできるし。


・南京錠

南京錠はリュック等にかけます。が、デイバッグの二つのジッパーの穴に通してかけるのは意味がありません。印度のドロボーさんはいともたやすく、首尾良く開けてしまいますよ(^-^)(実際の印度のドロボウさんにレクチャーして頂きました)

必ずジッパー二つと本体のどこかを繋がないとダメです。尤もいくら鍵をかけてもナイフで切られてしまっては仕方ないですけどね。というワケでま、これもお守りですかね?

知り合いの方はお仕事でしょっちゅうアフリカへ行くのですが、彼はついにジェラルミンの小さなケース1コという荷物に落ち着いたそうです(^-^)

YHやドミではちょっと荷物を離れた隙にカメラ、ウォークマンなどの貴重品が紛失・盗難されてしまう事が多い様なので、そういう時は重宝するかもしれません。

シャワーの時など貴重品をバッグにしまってちょっと鍵をかけておけば、相部屋の人とのトラブルも裂けられるでしょう。

------
その他、地図は現地で、磁石は日本で用意した方が良さそうとかマッチ、ライター、計算機。蚊取り線香に電熱コイルの湯沸かし器にマグカップ・・・とまぁ、上げればキリが無いのですが、

まぁ、基本的には現地でみんな手に入れられますから。(現地でしか手に入らないものもありますし)

どんな所でも生活している人がいれば、そこで生活するのに必要なものは全て手に入るハズですから、ね(^-^)。

それよりも問題(楽しみ?)なのはそれをどうやって手に入れるかですよね〜(^-^)。

T/C?オカネ?砂金?塩?砂糖?それとも・・・?